子どもを、本が好きな子に育てたい。
そう思って、毎日読み聞かせをしていました。
でも、なかなか聞いてくれないんです。
3歳の息子も、以前はこんな感じでした。
- 読んでいる途中で、勝手にページをめくる
- お話を飛ばして、次へ行きたがる
- 2〜3ページで飽きて、どこかへ行く
そこで、読み方を少し変えてみました。
今では毎日30回くらい「読んで!」と言われます。
わが家でやっている3つのステップを紹介します。
ステップ1:まず表紙を見せる
いきなり1ページ目から読んでいませんか?
最初に大事にしたいのは表紙です。
- 表紙の絵を、子どもにしっかり見せる
- タイトルを、ゆっくり声に出して読む
- 作者の名前も読む
表紙を見ると、子どもは「どんなお話かな?」とワクワクします。
タイトルを読むと、「これから始まるよ」の合図になります。
大人も、映画がいきなり本編から始まったら驚きますよね。
子どもも同じだと思います。
ステップ1のポイント
- いきなり中身を開かない
- 表紙を見せて、タイトルと作者を読む
- 「読みたいスイッチ」を入れるのが目的
ステップ2:ページを飛ばしても止めない
途中でページをめくられると、
「ちゃんと聞いて!」と言いたくなります。
でも、ここが一番の分かれ道でした。
子どもがめくりたいなら、そのまま付き合うんです。
子どもにとって大事なのは、
お話を一字一句聞くことではないからです。
- あっちのページの、大好きな車を早く見たい
- お気に入りのシーンを、もう一度見たい
ページをめくるのは、好奇心がわいているしるし。
ここで止めると、絵本が「お説教」になってしまいます。
順番がめちゃくちゃでも、大丈夫です。
「そっちが気になったんだね」と付き合います。
ステップ2のポイント
- 飛ばされても、戻されても怒らない
- 「見たい!めくりたい!」を最優先にする
- 「絵本は自由に遊べるもの」と思えたら勝ち
ステップ3:最後にもう一度タイトルを読む
お話の最後まで来たら、終わりの儀式をします。
途中で終わっても、もちろんOKです。
やり方はシンプルです。
- 絵本を閉じて、背表紙を見せる
- くるっとひっくり返して、表紙を見せる
- もう一度、タイトルを読んで終わる
たとえば、こんなふうに締めくくります。
「……おしまい。
これは『パンダ おかおたいそう』でした!」
最初と最後に、同じタイトルを聞く。
これでお話が、きれいに完結します。
息子も、「おもしろかった!」という満足そうな顔になります。
続けてみたら、毎日30回のリクエスト
この読み方を続けたら、息子が変わりました。
2〜3ページで飽きていた息子が、
絵本を何冊も抱えてやって来るようになったんです。
「これ読んで!終わったら、つぎはこれ!」
数えてみたら、毎日30回くらいは読んでいます。
正直、のどはカラカラ。家事も進みません。
でも、自分でページをめくって目を輝かせる息子。
その姿を見ると、本当にうれしくなります。
子どものペースに合わせたことで、
絵本が「自由に遊べる楽しいもの」になったんだと思います。
こんな人に試してほしい
- 子どもが絵本の途中で飽きてしまう
- ページを飛ばされると、つい注意してしまう
- 本が好きな子に育ってほしい
- 読み聞かせを、もっと気楽な時間にしたい
「ちゃんと読まなきゃ」と思わなくなって、
親のほうも、すごくラクになりました。
まとめ:絵本はきれいに読まなくていい
- 【始まり】表紙を見せて、タイトルと作者を読む
- 【途中】ページを飛ばしても、子どもに任せる
- 【終わり】背表紙を見せて、もう一度タイトルを読む
絵本は、最初から順番どおりに読まなくても大丈夫。
めくりたいように、めくらせてあげる。
その自由さが、本好きへの近道だと感じています。
今日の絵本タイムから、ぜひ試してみてください。
最終更新:2026年10月16日

